こんにちは!アラフィフおやじでございます。
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
今回紹介するのは、キャプテンスタッグの「アドバンス 折りたたみスモーカー M-6547」です。
名前のとおり、本体を薄く折りたたんで持ち運べる燻製器。組み立てると高さが約40cmあり、内部には網を2段設置できます。
今回はキャンプ場で、シシャモ・ベーコン・手羽中の3種類を同時に燻製してみました。
先に結論をお伝えすると、燻製料理はしっかり楽しめました。特に手羽中は、ジューシーな肉に燻製の香りが加わって大当たりです。
一方で、実際に使ったからこそ分かったこともあります。
- 折りたたみ式で収納しやすい
- 2段の網で複数の食材を並べられる
- 本体の隙間から煙がかなり漏れる
- 今回のコンロでは、最弱火でも庫内温度が約100℃まで上がった
- 付属品を本体に挟んで収納すると落ちやすい
- 使用後は汚れを落としやすいが、燻製のにおいは残る
この記事では、開封から組み立て、キャンプでの実使用、帰宅後の状態まで詳しく紹介します。

- キャプテンスタッグ M-6547の基本仕様
- M-6547を開封して付属品を確認
- 折りたたみ状態は薄いが、付属品が落ちやすい
- キャプテンスタッグ M-6547を組み立てる
- 別売りの温度計M-9499も用意
- キャンプ場で3種類の食材を燻製
- 煙が出たら最弱火へ。それでも庫内は約100℃
- 100℃未満で燻製するには別の方法もある
- 本体の隙間から煙がかなり漏れた
- 最初に入れたチップは約10分で燃え尽きた
- 手羽中はスキレットで仕上げる
- 3種類を食べ比べ。今回の燻製1グランプリは手羽中
- 使用後の汚れとにおいを確認
- M-6547を実際に使って分かったメリット
- M-6547を実際に使って分かった気になる点
- M-6547が向いている人
- M-6547が向いていない人
- まとめ|収納性と容量は魅力。煙漏れと温度には工夫が必要
キャプテンスタッグ M-6547の基本仕様
キャプテンスタッグ公式サイトに掲載されている主な仕様は、次のとおりです。
- 製品サイズ:約幅240×奥行255×高さ400mm(本体のみ)
- 収納サイズ:約250×400×厚さ70mm
- 重量:約2.5kg
- 本体・ふた・チップ容器:鉄(亜鉛めっき)
- スタンド・網:鉄(クロムめっき)
- フック・ハンドル:ステンレス鋼
高さは約40cmありますが、折りたたむとメーカー公称で厚さ約7cmになります。
参考:キャプテンスタッグ公式サイト
https://www.captainstag.net/products/M-6547.html
M-6547を開封して付属品を確認
箱を開けると、折りたたまれた本体と網、ふた、扉、チップ容器、フックや木製つまみなどが入っていました。
部品数はそれなりにあります。最初は説明書を確認しながら、どの位置に取り付ける部品なのかを確かめました。


折りたたみ状態は薄いが、付属品が落ちやすい
本体だけを見ると、かなり薄く折りたためます。
網やチップ容器などの付属品を本体の間に挟んだ状態で厚みを測ると、実測で約6cmでした。
メーカー公称の収納サイズは厚さ約7cmなので、おおむね仕様どおりです。
高さ約40cmの燻製器がこの厚みに収まるのは、車への積載を考えると魅力的です。

ただし、本体の間に部品を挟んでいるだけなので、持ち上げたり傾けたりすると中身が落ちそうになります。
実際に運ぶなら、収納袋は用意した方がよさそうです。
袋があれば部品の脱落防止になるだけでなく、使用後のにおいや汚れが、ほかのキャンプ道具へ移るのも抑えられます。

キャプテンスタッグ M-6547を組み立てる
折りたたまれた本体を広げて形を整え、扉やふた、内部の網を取り付けていきます。


内部には網を上下2段に設置できます。
食材を網へ載せるだけでなく、付属のフックを使って吊るすこともできます。
今回は複数の食材を同時に燻製したかったので、この高さと2段構造が役立ちました。

底部には、付属の丸いチップ容器を置きます。

ふたと扉を取り付けると完成です。
最初は説明書で部品の位置を確認しながら組み立てました。

別売りの温度計M-9499も用意
庫内温度を確認するため、キャプテンスタッグのスモーカー用温度計「M-9499」も用意しました。
公式サイトによると、サイズは外径約35mm、全長約100mmです。
本体上部の穴へ感温棒を差し込んで使用します。
参考:キャプテンスタッグ公式サイト
https://www.captainstag.net/products/M-9499.html

キャンプ場で3種類の食材を燻製
今回燻製したのは、次の3種類です。
- シシャモ
- 厚切りベーコン
- 手羽中

使用した熱源は、アイリスオーヤマのカセットコンロ「IGC-E1-H」です。
脂がチップへ直接垂れるのを防ぐため、アルミホイルで簡単な受け皿を作り、下段へ置きました。
専用のアルミトレーがなくても、アルミホイルなら食材の量に合わせて形を調整できます。

上段にベーコンとシシャモ、下段のアルミホイル製トレーに手羽中を並べました。

煙が出たら最弱火へ。それでも庫内は約100℃
コンロへM-6547を載せて加熱し、チップから煙が出始めたところで火力を下げました。
このときの火加減は、火が消える手前まで絞った最弱火です。
それでも燻製器内の温度は約100~105℃まで上がりました。
煙が多く出たのは、火力を下げ忘れたからではありません。
煙が出てからは可能な限り火を絞っていましたが、今回使用したカセットコンロと当日の環境では、約100℃が安定して維持できた最低温度でした。
別のコンロであれば、さらに低い温度で安定させられた可能性もあります。そのため、M-6547自体の最低温度が100℃というわけではありません。

100℃未満で燻製するには別の方法もある
今回使用したカセットコンロでは、火を消える手前まで絞っても、庫内温度を100℃未満に下げられませんでした。
もう少し低い温度でじっくり燻製したい場合は、さらに弱い火力を安定して保てるコンロを使うほか、スモークウッドを使う方法もあります。
スモークウッドは、着火後に炎を消し、線香のように煙を出し続ける燻煙材です。コンロで加熱し続ける必要がなく、一般的には50~80℃ほどの温燻に使われています。
参考:SOTO公式サイト
https://soto.shinfuji.co.jp/products/st-1555/
また、熱源と食材の間に氷を入れた金属製の受け皿を置き、熱を遮りながら庫内を冷やす方法もあります。
ただし、スモークウッドと氷を使う方法は、今回M-6547では試していません。
氷を使う場合は、溶けた水が熱源へこぼれないように、安定して置ける十分な深さの耐熱容器が必要です。使用する燻製器とコンロの説明書を確認し、温度計を見ながら調整した方がよいでしょう。
外気温や風、食材の量によっても庫内温度は変わるため、「この方法なら必ず何℃になる」とは限りません。
なお、低い温度で燻製する場合は、肉や魚の中まで十分に加熱できないことがあります。
今回の手羽中のような生肉を使う場合は、燻製だけで仕上げようとせず、必要に応じて別の調理器具で加熱し、中心温度を確認する必要があります。
本体の隙間から煙がかなり漏れた
実際に使って特に気になったのが、本体の隙間から漏れる煙です。
チップから発生した煙は、上部だけでなく、扉や折りたたみ部分の継ぎ目からも出てきました。
少し煙が漏れるという程度ではなく、離れた場所からでも分かるほどモクモクしています。

今回の煙の多さには、チップへ伝わる熱だけでなく、本体の継ぎ目から煙が抜けやすいことも影響していそうです。
M-6547は、複数の鉄板を広げて箱型にする折りたたみ式です。継ぎ目の少ない鍋型や固定式の燻製器と比べると、構造上、煙が漏れやすい部分があります。
火力を消える手前まで下げても隙間からの煙漏れは収まらなかったため、今回の使い方では、火力調整だけで解決できる問題ではありませんでした。
住宅地の庭や周囲との距離が近いキャンプサイトでは、煙の量と風向きに注意が必要です。
煙漏れの少なさを優先する人には、鍋型や継ぎ目の少ない固定式スモーカーの方が合う可能性があります。
その代わり、M-6547には、高さと容量を確保しながら薄く折りたためるメリットがあります。
煙漏れの少なさよりも、収納性と一度に燻製できる量を優先した製品と考えると分かりやすいでしょう。
最初に入れたチップは約10分で燃え尽きた
燻製を始めて約10分後、煙が出なくなりました。
扉を開けて確認すると、最初に入れたチップは燃え尽きていました。
新しいチップを追加し、3種類の食材をすべて裏返して燻製を続けます。


今回チップが早く燃え尽きたのは、チップへ伝わった熱や使用量なども関係していると考えられます。
毎回必ず10分で燃え尽きるとは限りませんが、使用中は煙の状態を確認し、必要に応じて追加する必要がありそうです。
さらに約10分加熱した時点で、手羽中の中心温度を測ると41.3℃でした。
シシャモはまだ中から汁が出ており、ベーコンの色も薄め。手羽中もまだ白かったため、再びチップを追加して燻製を続けました。

合計約30分燻製した時点でも、手羽中の中心温度は52.3℃でした。
燻製の香りは付いていますが、このまま食べられる状態にはなっていません。

手羽中はスキレットで仕上げる
手羽中は燻製の香りを付けたあと、スキレットへ移しました。
アルミホイルをかぶせて中まで加熱し、最後に表面へ焼き色を付けます。
中心温度が76.8℃まで上がったことを確認しました。鶏肉は中心部を75℃以上で1分間以上加熱するのが目安なので、温度だけでなく保持時間も確認して仕上げる必要があります。
燻製器内が約100℃になっていても、鶏肉の中心まで短時間で火が通るとは限りません。
見た目だけで判断せず、中心温度を確認してよかったと思います。

完成したシシャモ、ベーコン、手羽中を並べて、ハイボールと一緒にいただきます。
3種類を食べ比べ。今回の燻製1グランプリは手羽中

シシャモ
ほんのり燻製の味はします。
ただ、正直にいうと、私は普通に焼いたシシャモの方が好きかもしれません(笑)。
おいしくないわけではありませんが、今回の3種類では燻製による変化を最も感じにくい食材でした。

ベーコン
ベーコンは、まあ予想どおりおいしいです(笑)。
外側には燻製らしい色と香りが付き、切ると中はしっとり。
十分食べ応えもありました。

手羽中
今回いちばんおいしかったのは手羽中です。
スキレットで仕上げた表面は香ばしく、中はジューシー。
そこへ燻製の香りが加わり、ハイボールとの相性も抜群でした。

使用後の汚れとにおいを確認
キャンプ場では焚き火や燻製のにおいに鼻が慣れていたため、帰宅後にあらためて状態を確認しました。
燻製器を箱へ入れた状態では、箱の隙間へ鼻を近づけないと分からない程度でした。
しかし、箱を開けた瞬間に燻製のにおいが広がります。
横にいた奥さんの表情が一瞬変わったのを、私は見逃しませんでした(笑)。
本体には茶色い汚れが付いていましたが、ウェットティッシュで拭くとスッと取れました。
掃除そのものは、それほど大変だとは感じませんでした。


ただし、拭いたあとも燻製のにおいは残りました。
室内で保管するなら、箱へ戻すだけでなく、袋やケースに入れた方が安心です。
チップ容器は煤けて光沢がなくなりましたが、変形はありませんでした。


なお、使用したカセットコンロは、においを確認してもほとんど分からない程度でした。
M-6547を実際に使って分かったメリット
薄く折りたためる
組み立て時のサイズは約幅240×奥行255×高さ400mmありますが、折りたたむと約250×400×厚さ60mmに収まります。
車への積載や自宅での保管では、大きなメリットです。
2段を使って複数の食材を燻製できる
今回はシシャモ、ベーコン、手羽中を同時に入れられました。
ソロキャンプで使うには十分な容量があります。
燻製らしい料理を楽しめる
手羽中とベーコンには燻製の香りが付き、ハイボールに合う一品になりました。
特に手羽中は、また作りたいと思える仕上がりでした。
汚れは比較的拭き取りやすい
本体に付いた茶色い汚れは、ウェットティッシュで簡単に落とせました。
M-6547を実際に使って分かった気になる点
折りたたみ部分や扉から煙が漏れやすい
今回もっとも気になった点です。
火を消える手前まで絞っても、継ぎ目からかなり煙が漏れました。
使用場所によっては、煙の量だけでなく、風向きや周囲との距離にも注意が必要です。
コンロとの組み合わせによっては温度を下げにくい
今回使用したカセットコンロでは、最弱火でも庫内温度が約100℃になりました。
M-6547自体の最低温度が100℃というわけではありませんが、使用するコンロによっては、火力調整だけで100℃未満に下げるのが難しい場合があります。
低い温度でじっくり燻製したい場合は、コンロとの組み合わせを見直すほか、スモークウッドや遮熱・冷却方法も検討する必要がありそうです。
チップの状態をこまめに確認する必要がある
今回は最初に入れたチップから約10分で煙が出なくなり、合計約30分の燻製中に、状態を確認しながら2回追加しました。
燃焼時間はチップの量や熱の伝わり方によって変わりますが、入れたまま放置するのではなく、煙の状態をこまめに確認した方がよさそうです。
付属品が落ちやすい
折りたたんだ本体へ部品を挟めますが、固定されるわけではありません。
持ち運びには収納袋が欲しくなります。
使用後も燻製のにおいが残る
汚れは落としやすいものの、拭くだけではにおいまで取れませんでした。
保管場所や収納方法は考えておいた方がよいでしょう。
M-6547が向いている人
M-6547は、次のような人に向いていると思います。
- 車へ積みやすい折りたたみ式燻製器が欲しい人
- 複数の食材を一度に燻製したい人
- 網と吊り下げの両方を使いたい人
- 周囲へ煙が流れても問題のない屋外で使える人
- 煙漏れの少なさより収納性と容量を重視する人
M-6547が向いていない人
一方、次のような人は別タイプの燻製器も検討した方がよさそうです。
- 煙漏れをできるだけ少なくしたい人
- 住宅地や隣との距離が近い場所で使いたい人
まとめ|収納性と容量は魅力。煙漏れと温度には工夫が必要
キャプテンスタッグ M-6547は、高さ約40cmの燻製器を薄く折りたためるのが大きな魅力です。
2段の網を使ってシシャモ、ベーコン、手羽中を同時に燻製でき、料理そのものは十分楽しめました。
特に手羽中の仕上がりは大満足です。
一方、実際に使用すると、本体の継ぎ目や扉からかなり煙が漏れました。
また、今回使用したカセットコンロでは、火を消える手前まで絞っても、庫内温度は約100℃まで上がりました。
今回のコンロと当日の環境では、それ以上温度を下げた状態で安定させるのが難しかったという実測結果です。
別のコンロなら100℃未満で使える可能性がありますし、スモークウッドや氷を入れた受け皿で熱を抑える方法もあります。
ただし、これらは今回試していないため、実際に行う場合は温度計で確認しながら調整する必要があります。
煙漏れの少なさを重視するなら、鍋型や継ぎ目の少ない固定式燻製器も候補になります。
M-6547は、多少の煙漏れがあっても問題のない屋外で、収納性・高さ・一度に入れられる食材量を重視したい人に向いた燻製器です。
良かったところだけでなく、煙や温度、収納時の弱点も理解したうえで選ぶと、購入後のギャップを減らせると思います。
それでは皆さんご安全に!


コメント