こんにちは!アラフィフおやじでございます。
今日は、我が家にとって特別な一品「イモササ」をご紹介します。
新潟で一人暮らししている息子が、少し早い盆休みで帰省してきた日の晩ごはん。
「何食べたい?」と聞いたら、返ってきたのはまさかの「イモササ」!
寿司やステーキじゃなくて、母の味を選んでくれたことに、ちょっと胸が熱くなりました。
亡き母から奥さんへ、そして息子の心へ届く“伝承おかず”
「イモササ」とは、小さくカットした鶏ササミを、細切りしたジャガイモで包んで揚げた料理。「ササミのポテト包み揚げ」と言ったところでしょうか。
亡き母から奥さんに受け継がれ、今も変わらず食卓に並び続けている、我が家の味です。
今回はおやじと奥さん、二人で手分けして作りました。
帰ってきた息子と囲む食卓が、なんとも暖かい夜になりました。
材料(4人分):大皿山盛り2皿くらいです
- 鶏ササミ・・・5本
- ジャガイモ・・・大7個
- 卵・・・1個
- 片栗粉・・・大さじ10
- 酒・・・大さじ1
- 醤油・・・小さじ1
- 味の素・・・3振り
- 揚げ油・・・適量
下ごしらえ:カリほく食感の秘密はここから始まる

1.ササミはスジを取り、縦半分にカットして、厚さ1㎝程度にスライス

2.切ったササミに酒・醤油・味の素を加えて揉み込み、冷蔵庫で休ませる。

3.ジャガイモは皮をむき、スライサーで細切りに。※ボウルの下に布巾を敷くと滑りにくく安全。

4・切ったジャガイモは水で数回すすぎ、水を張って10分置き、その後水切り。※ジャガイモ表面の余分なデンプンを取り除き、揚げた時に粘り気やベタつかないようにします。
調理工程:ササミをジャガイモで包んでカリッと揚げる!

1.水切りしたジャガイモに卵と片栗粉を加え、手で揉み込むように全体になじませる。
※片栗粉をまぶすことで、表面がコーティングされ、カリカリ感がアップします。

2.フライパン2つに油を入れ、180℃に温めてササミをジャガイモでサンドイッチするように箸で束ね、そっと油へ投入。(ここで奥さんと共同作業で投入担当と揚げる世話担当で行いました)

3.全体がカリッと色づいたら揚げあがり。油をバットで切ってお皿に盛り付けて完成です。
実食:ひと口で実家の味がよみがえる・・・!

揚げたてをひと口かじると、ジャガイモのカリカリ食感のあとに、ほくほくとした食感とともに鶏肉の旨味がふんわり広がります。
まずはそのままで、シンプルな素材の味を堪能。次にケチャップとマヨネーズを1:2で混ぜた「ケチャマヨ」をつけると、ジャガイモの甘みとササミの風味がマイルドにまとまり、洋風おつまみ感がアップします。
さらに、シンプルに塩をパラっと振るだけでも、ジャガイモの素朴な甘さとササミの旨味が引き立ち、いくらでも食べられそうな美味しさです。
まとめ:母から受け継ぎ、家族をつなぐ「イモササ」
「イモササ」は、手間はかかるけれど、家族が笑顔になる我が家の宝物レシピ。
母から受け継ぎ、今は次の世代へとつながっていく味です。
帰省や特別な日にはもちろん、小さい子供はおやつ感覚、おやじには最高のおつまみになります。
皆さんも、ぜひ試してみてください。
それでは皆さんご安全に!
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