はじめに
我が家の庭にあるウッドデッキとパーゴラ。
この場所には、家族と一緒に過ごした時間や思い出がぎっしり詰まっています。
築12年、子供たちがまだ小学生だった頃に家族で作ったもので、2×4材を買ってきて、切り出し、防腐剤を塗って・・・。
奥さんとおやじ2人で組み立てた、まさに「家族DIY」の原点とも言える場所でした。
ある日、落ちていた木片から始まった
6月のある朝、出かけようとした時、駐車場に見慣れない木片が落ちていました。
不思議に思って見回すと、パーゴラの垂木の一部が朽ちて落ちてきていた・・・。
「とうとう限界が来たんか・・・夏の台風までに解体しとかんとあかんな・・・」
そう決意して、重い腰を上げることに。

思い出と共に、解体スタート
脚立に登って、腐ったパーゴラの垂木を一本ずつ外す。
デッキの床板のコーススレッドをインパクトドライバーで一本一本抜いていく。


木材はボロボロになっていましたが、なんとか踏ん張っていた。コーススレッド(木ネジ)はステンレス製を選んでいたので、錆びることはなく、12年間雨風、雪からデッキ全体を守って支えてくれていました。本当に感謝の気持ちでいっぱい。
今からウッドデッキを作成される方は、コーススレッドはステンレス製を選ぶことを強くお勧めします。
思い出その1:ウッドデッキで飲んだ酒の味
このウッドデッキで、友人と2人で夕暮れに語らいながら飲んだ酒。
真夏のまだまだ気温が下がらない時間帯に流し込んだビールは格別だった。
「こんな贅沢な時間はなかなかないよなぁ」
って話した記憶が、今もはっきり残ってる。
思い出その2:家族でバーベキューした休日
子供たちがまだ小さかった頃、よくここでバーベキューをした。
火起こし係は息子、監督はおやじ。野菜を切るのは奥さん。娘は焼きそばを鉄板で焦がして笑ってた。
「パパ、あっちのウインナー焦げとるよ!」
「じゃぁ、パパ食べよっかな」
なんてやりとりが懐かしい。
解体後の処理
解体した木材はすべて、家庭ゴミとして出せるように1m以下に切断。
丸ノコで木くずだらけになりながら、全身でDIYと向き合いました。

これからの予定
この場所、今はまだ何に使うか決めていません。

ただ、つるバラを育てていたラティスがなくなってしまったので、秋以降に別の場所へ移植予定。
※バラは11月下旬~3月上旬が植え替え適期とのことなので、またその頃に記事にできればと思ってます。
おわりに
手作りのウッドデッキとパーゴラ。
12年の役目を終えて、静かに姿を消しました。
だけど、思い出はちゃんと心に残ってる。
「おつかれさん、ありがとう」
【使用した工具類】
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