こんにちは!アラフィフおやじでございます。
今回は「スズキ エブリイに床板張り+床下収納を自作した費用と、市販品との比較」をまとめました。DIY好きな方はもちろん、これから挑戦される方にも参考になるよう、率直に感じたことも交えてお届けします。
前回までの記事では、床板作りの制作工程の様子を紹介しました。まだ読んでいない方はこちらからどうぞ:エブリイ改造DIY
今回かかった材料費(自作床板のコスト)

下記は私自身が自作した際に使用した主な材料と費用です。税込み・税別が混在していますが、できるだけわかりやすくまとめました。
| 品名 | 単価 | 数量 | 小計 |
| 床板用針葉樹構造合板(12㎜) | 1,150円 | 2枚 | 2,300円(税別) |
| 後部土台用2×6材(8フィート) | 2,180円 | 2本 | 4,360円(税別) |
| 前部土台用2×6材(8フィート) | 2,180円 | 2本 | 4,360円(税別) |
| 前部土台足用2×4材(6フィート) | 450円 | 1本 | 450円(税別) |
| 折りたたみ金具 | 1,380円 | 1セット | 1,380円(税込) |
| 2×4材接続金具 | 128円 | 4枚 | 512円(税込) |
| クッションフロア(2.2m、10㎝あたり198円) | 198円×22単位 | ー | 4,356円(税込) |
| クッションフロア用両面テープ | 1,480円 | 1個 | 1480円(税込) |
| タッカー針 | 110円 | 1箱 | 110円(税込) |
※ビス(コーススレッド)は昔ウッドデッキを作った時のものを使用しました。
※ジグソー、丸ノコの替刃などの工具類は今後も使うため購入費用には含めていません。余り物や既存の工具を活用するのもDIYの楽しみです笑
合計:約20,400円(税込換算で概算)
作ってみて感じたこととして、前部土台には2×6材を使用しましたが、もし床板をもう少し厚くしていたら、2×4材でも十分だったかもしれません。ただし厚くするとその分コストが増えるので、「強度と財布のバランス」はいつも悩ましいところです笑
市販製品との価格比較

市販品(床張りキット・ベッドキット)でエブリイ用に出ている価格例をまとめました。仕様によってかなり幅があります。
| 製品/仕様 | 価格目安 | 備考 |
| 標準床張りキット(合板・簡易仕様) | 約21,600円~ | 床面をフラットにする目的。床下収納はなし。 |
| ベッドキット(高床タイプ) | 約30,000円~80,000円 | 脚付き高床・床下スペースあり。マット付属の場合も。 |
| 純正品2段ベッドセット | 約196,000円 | 前後2分割。別売りで上段用マットあり。コスト高。 |
市販品のポイント
- 簡易床張りなら自作とほぼ同等~少し高め。
- 高床ベッドキットや床下収納付き仕様は、自作費用の2~4倍になることも。
- 市販品のメリット:取付が簡単・仕上がりがきれい・時短。
- 市販品の注意点:寸法や収納形状が固定されるため、自分仕様には制限あり。
自作のメリット・デメリット
自作のメリット

- 自分の荷物量・使用スタイルに合わせた寸法・形状で設計できる。
- 材料費を抑えられる可能性あり(今回の例:約2万円+手間)
- 作業自体がDIYの楽しみ・愛着につながる。
- 将来「改造」や「再構築」が自分でできるフレキシブルさもある。
自作のデメリット
- 作業時間・手間がかかる。
- 強度・仕上がりで市販品には及ばない場合あり。
- 工具・材料選定や施工ミスのリスク。
「床下収納付き」という自作ならではの強み
今回作った床下収納は、前部床板専用の収納スペースとして設計しています。

- 市販品の床下収納付きモデルはあるものの、寸法や形状が固定されていることが多いです。
- 自作なら、前部床板を完全に格納できる寸法に調整できます。
- 「折りたたみ金具」「2×4材での脚」を組み合わせることで、収納を可能に。
- その結果、リアシートを展開した際の荷室をフラットで使いたい人には自作ならではのメリットが最大化されます。
どちらがおすすめか?

- コスト重視・短期間で仕上げたい→市販品の床張りキットが手軽でおすすめ。
- 収納を重視・自分好みにカスタムしたい→自作に挑戦する価値大。
- 時間がない/施工に自信がない→市販品+取付サービスが安心。
最後に

今回の自作で実感したのは、「自分で作ったからこそ、自分仕様にフルカスタムできる」楽しさと満足感です。
前部床板をスッキリ収納でき、荷室がフラットに保てる設計は、市販品ではなかなか実現できません。
結果として、おやじは自作して本当に良かったと思っています。
そして、また何か作りたくなったらDIYに挑戦しようと思います。
それでは皆さんご安全に!



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