こんにちは!アラフィフおやじでございます。
EcoFlow WAVE 3を、エブリイの車中泊で使うために進めてきた導入記録。
リビングでの試運転から始まり、助手席窓へ取り付ける窓パネルを自作。
ダクトまわりの隙間対策や排水タンクも準備し、前回はエブリイの車内で2時間30分のMAX運転を行いました。
【前回の記事はこちら】

そして今回は、いよいよ実際の車中泊キャンプへ持ち込みます。
昼間の試運転ではなく、キャンプ中の休憩から就寝、翌朝まで。
EcoFlow WAVE 3を一晩運転したまま、本当に快適に眠れるのか。
ポータブル電源のバッテリーは、どのくらい減るのか。
排水は、どのくらい出るのか。
検証のためだけに特別な使い方をするのではなく、スマホを充電し、YouTubeを見ながらゴロゴロする、普段の車中泊に近い条件で使ってみました。
それでは、EcoFlow WAVE 3の車中泊キャンプ実践編スタートです。
今回は閑乗寺公園キャンプ場で実践投入
今回訪れたのは、富山県南砺市にある閑乗寺公園キャンプ場です。
利用したのは、初めての静か森19番サイト。
昼間はカツオのたたきを炙り直し、自家製スナップエンドウやジョンソンヴィルを味わいました。
夜は親子丼を作り、焚き火を見届けてからエブリイの車内で過ごします。
キャンプそのものの様子は、前編と後編にまとめました。
【関連リンク:2026年6月の車中泊キャンプ前編】

【関連リンク:2026年6月の車中泊キャンプ後編】

今回の記事では、キャンプ中にEcoFlow WAVE 3を使った時間と、車内温度、ポータブル電源の残量、一晩使って感じたことを詳しく見ていきます。
今回の設置方法と使用条件
EcoFlow WAVE 3は、エブリイの助手席側へ設置しました。
助手席窓には、自作したアルミ複合板の窓パネルを取り付けています。
2本のダクトを窓パネルから車外へ出し、排気が車内へ戻らないようにしました。
排水ホースは、助手席足元に置いた5Lの透明容器へ接続しています。

窓パネルの隙間対策や、5L排水タンクの準備については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
【関連リンク:EcoFlow WAVE 3のダクト隙間対策と5L排水タンク】

電源に使用するのは、EcoFlow DELTA 3 Max Plusです。
本体の容量は2,048Wh。
さらに2,048Whのエクストラバッテリーを接続し、合計4,096Whで使用します。
このポータブル電源を選んだ理由や、防災・車中泊を想定した容量の考え方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
【関連リンク:EcoFlow DELTA 3 Max Plusを選んだ理由】

今回の運転開始時は、100%まで充電しておきました。
18時17分、まずは車内でひと休み
カツオの炙り直しやジョンソンヴィル、自家製スナップエンドウを食べ終えました。
しかし、ブルーモーメントを迎えるには、まだ少し早い時間です。
外は明るく、焚き火を眺めながら待つには、少し暑さも残っていました。
そこで一度エブリイの車内へ入り、EcoFlow WAVE 3を運転します。

運転を開始したのは18時17分。
冷房モード、設定温度は26℃です。
ポータブル電源の残量は、100%からスタートしました。


冷風に当たりながら、リアガラス越しに静か森サイトの緑を眺めます。
料理を食べ、お酒も飲んだあと。
涼しい車内で横になっていると、そのまま眠ってしまいそうになります(笑)
今回は、検証のために車内を無理に冷やし込むのではなく、自分が心地よいと感じる設定で使っていきます。
約53分の休憩運転で残量は97%
19時10分。
ブルーモーメントを迎える時間になったので、いったんEcoFlow WAVE 3を停止しました。
18時17分から19時10分まで、運転時間は約53分。
ポータブル電源の残量は、100%から97%になりました。

単純計算では、4,096Whの約3%。
約123Whに相当します。
ただし、アプリの残量は1%単位の表示なので、あくまでも目安です。
約1時間涼んでも残量は97%。
この時点では、夜から朝まで使っても十分余裕がありそうです。
EcoFlow WAVE 3を停止し、車外へ戻ります。
青く染まった森と焚き火を楽しみ、夜のメインとなる親子丼を作りました。
21時06分、夜の運転を開始
親子丼を食べ、使ったクッカーを片付けます。
焚き火の火が落ち着くまで見届けたら、外で過ごす時間は終了です。
エブリイの車内へ入り、すぐにEcoFlow WAVE 3を運転しました。
時刻は21時06分。
別で設置していた車内外温度計は、
外気温21.5℃。
車内温度23.4℃。
すでに夜の外気温は低く、真夏の熱帯夜とは大きく異なる条件です。

設定温度は26℃。
冷房のエコモードにして、風量は弱めです。

ポータブル電源の残量は、休憩運転を終えたときと同じ97%です。

車内へ入ったところで、スマホの充電も開始しました。
この時点で、スマホのバッテリー残量は13%。
今回はEcoFlow WAVE 3だけを動かす検証ではありません。
スマホも同じポータブル電源から充電し、普段の車中泊に近い使い方で確認します。
冷房の効いた車内で、いつもの夜時間
車内では、自作したテーブルでくつろぎます。
芋焼酎のソーダ割りを飲みながら、YouTubeを見てゴロゴロします。

自宅で温度を計りながら試運転していたときとは違い、今回は実際の車中泊です。
お酒を飲み、スマホを充電し、動画を見ながら過ごします。
検証のために特別なことをするのではなく、いつもの車中泊の中でEcoFlow WAVE 3を使います。
冷風が近くから出ているため、風量を強くしなくても十分涼しく感じました。
今回は排熱ダクトが熱くなりませんでした
今回、運転中の排熱ダクトにも何度か触れてみました。
前回、昼間のエブリイ車内でMAX運転したときは、排熱ダクトにも熱を感じています。
しかし、今回の車中泊キャンプでは、排熱ダクトはまったく熱くなっていませんでした。
夜間の外気温は20℃前後。
車内温度も23℃前後で、設定温度は26℃です。
前回の昼間のMAX運転と比べると、EcoFlow WAVE 3にかかる冷房負荷が小さく、強い排熱が続く状況ではなかったと考えられます。
同じWAVE 3でも、外気温や車内温度、運転モードによって、排熱ダクトの状態には大きな違いがありました。
22時47分、「寝る」モードへ切り替え
YouTubeを見ながら過ごしていると、少しずつ眠くなってきました。
時刻は22時47分。
そろそろ就寝します。
車内外温度計は、
外気温20.3℃。
車内温度23.5℃。

EcoFlow WAVE 3は、冷房26℃のまま「寝る」モードへ切り替えました。

ポータブル電源の残量は94%。
21時06分の97%から、1時間41分で3%減っています。

スマホは、13%から44%まで回復しました。
いつも使用している3シーズン用のシュラフは、袋状にはせず、広げて布団のように掛けます。
朝までEcoFlow WAVE 3を運転したまま眠ってみます。
それでは、おやすみなさい。
翌朝7時30分、残量は85%
おはようございます。
途中で暑さで目を覚ますこともなく、朝まで眠ることができました。
時刻は7時30分。
EcoFlow WAVE 3は、「寝る」モードのまま運転しています。
車内外温度計は、
外気温20.3℃。
車内温度22.6℃。

EcoFlow WAVE 3のアプリでは、冷房26℃の「寝る」モードが継続中です。

ポータブル電源の残量は85%。

夜の運転を開始した21時06分は97%。
翌朝7時30分は85%。
10時間24分の運転で、減った残量は12%でした。
スマホのバッテリーも、朝には100%まで充電されています。
今回の運転記録をまとめます
今回の主な記録を、表にまとめました。
| 時刻 | 使用状況 | 外気温 | 車内温度 | 電源残量 |
|---|---|---|---|---|
| 18時17分 | 休憩運転開始・冷房26℃ | ― | ― | 100% |
| 19時10分 | 休憩運転停止 | ― | ― | 97% |
| 21時06分 | 夜の運転開始・エコモード | 21.5℃ | 23.4℃ | 97% |
| 22時47分 | 就寝・寝るモード | 20.3℃ | 23.5℃ | 94% |
| 翌朝7時30分 | 起床・寝るモード継続 | 20.3℃ | 22.6℃ | 85% |
休憩運転は約53分。
夜の連続運転は10時間24分。
合計すると、EcoFlow WAVE 3を約11時間17分使用しました。
ポータブル電源の残量は、最初の100%から翌朝の85%へ。
スマホの充電も含め、使用したのは15%です。
4,096Whの15%を単純計算すると、約614Whに相当します。
ただし、バッテリー残量は1%単位の表示です。
正確な消費電力量ではなく、今回の使用条件での目安として見てください。
また、EcoFlow WAVE 3のアプリと別で設置した車内外温度計は、センサーの位置が異なります。
そのため、表示される温度にも差がありました。
この記事では、車内外温度計の数値を基準にしています。
瞬間的な消費電力も、コンプレッサーの運転状況や表示の更新タイミングによって変化します。
今回は瞬間値よりも、運転開始から翌朝までのバッテリー残量の変化を中心に確認しました。
朝まで快適に眠れました
実際に一晩使ってみた結果、朝まで快適に眠ることができました。
暑さで寝苦しくなったり、途中で目を覚ましたりすることはありません。
「寝る」モードの運転音についても、今回の私は眠りを妨げられるほどとは感じませんでした。
むしろ、朝方には少し肌寒さを感じたほどです。
広げて掛けていた3シーズン用シュラフが、ちょうどよく感じました。
夏の車中泊というと、暑さへの対策ばかり考えてしまいます。
しかし、冷房を使って眠る場合は、薄手でも体に掛けられるものを準備しておいた方がよさそうです。
今回と同じような気温の日なら、タイマーを使って朝方に停止する方法もありそうですね。
運転終了後に本体内部の水を排出
翌朝、EcoFlow WAVE 3の運転を停止します。
その後、アプリの「今すぐ排出」を使い、本体内部に溜まっていた水を排出しました。
さらに本体を傾けて、内部に残っている水も出します。

正確な量は計っていませんが、5L容器の底にほんの少し溜まる程度でした。
今回のような比較的涼しい夜では、用意した5Lの排水タンクには十分な余裕があります。
ただし、気温や湿度が高い真夏は、今回より排水量が増える可能性があります。
また、アプリから排出操作を行ったあとでも、本体からホースを取り外してから本体を傾け、内部の残留水を排出しておく必要があるので、注意が必要です。
私は説明をよく読まず、一度残留水をこぼしました(笑)
バッテリーが85%残った理由
今回、合計約11時間使用しても、ポータブル電源の残量は85%でした。
かなり少ない消費に見えますが、この日は夜間の外気温が20℃前後。
車内温度も23℃前後まで下がっていました。
設定温度は26℃なので、真夏の暑い車内を強い冷房で冷やし続けた条件ではありません。
EcoFlow WAVE 3が強く冷房運転する時間が短く、消費電力が小さい状態で動いていた時間も長かったと考えられます。
排熱ダクトがまったく熱くなっていなかったことからも、前回のMAX運転とは冷房負荷が大きく違っていたことが分かります。
そのため、今回の結果をそのまま真夏の車中泊へ当てはめることはできません。
外気温が高い日。
日差しを受けて熱くなった車内。
気温も湿度も下がりにくい夜。
そうした条件では、消費電力や排熱ダクトの温度、排水量も、今回より増える可能性があります。
今回分かったのは、
「外気温が20℃前後まで下がる初夏の夜なら、4,096Whのポータブル電源で余裕を持って一晩使えた」
ということです。
初めての実践投入で感じたこと
自宅のリビングや駐車場で試運転しているだけでは、分からなかったこともありました。
キャンプ中、料理や焚き火を楽しんだあとに車内へ入る。
冷房をつけ、飲み物を置き、スマホを充電しながら過ごす。
そのまま「寝る」モードへ切り替え、朝まで眠る。
実際の車中泊の流れの中で使ったことで、EcoFlow WAVE 3を導入した意味を初めてしっかり感じることができました。
今回の条件では、バッテリー残量を気にしながら運転を止めたり、設定を何度も変更したりする必要はありません。
ポータブル電源にも十分な余裕があり、5Lの排水タンクにも問題なし。
暑さを我慢せず、朝まで眠ることができました。
初めての実践投入としては、大成功だったと思います。
一方で、朝方には少し肌寒く感じました。
冷房が使えるようになったからこそ、次は冷やしすぎない使い方も考える必要がありそうです。
次は7月・8月の真夏にも試してみたい
ただし、今回の夜間外気温は20℃前後。
夏の車中泊としては、比較的涼しい条件でした。
今回の結果だけで、7月や8月の真夏でも同じように使える、同じバッテリー消費で済むとは言えません。
気温と湿度が高い真夏の夜には、
冷房の効き方。
消費電力。
排熱ダクトの温度。
排水量。
これらが、今回とは大きく変わる可能性があります。
今後、7月や8月にも実際の車中泊で使用し、今回の結果と比較してみたいと思います。
初夏の夜は、ポータブル電源に十分な余裕を残しながら、朝まで快適に眠ることができました。
次は、本当に暑い夏の夜。
EcoFlow WAVE 3が、そこでどこまで頼れるのかを確かめてみます。
まとめ|初夏の車中泊では余裕を持って一晩使えました
今回は、EcoFlow WAVE 3を6月の閑乗寺公園キャンプ場へ持ち込み、実際の車中泊で一晩使用しました。
18時17分から約53分の休憩運転。
21時06分から翌朝7時30分まで、約10時間24分の連続運転。
スマホの充電も含め、ポータブル電源の残量は100%から85%になりました。
朝まで暑さを感じることなく、快適に眠ることができました。
排熱ダクトも、前回のMAX運転とは違い、まったく熱くなっていません。
運転終了後にアプリから排水し、本体を傾けて残留水も出しましたが、量は5L容器の底に少し溜まる程度でした。
ただし、この日は外気温が20℃前後まで下がる、比較的涼しい夜です。
今回の結果だけで、真夏でも同じ消費量になるとは言えません。
リビングで始まった、秘密基地の実験。
窓パネルを作り、ダクトの隙間を塞ぎ、排水タンクを準備。
エブリイの車内で2時間30分の試運転を行い、ようやく実際の車中泊へたどり着きました。
これまで一つずつ準備してきたものが、キャンプ場でつながります。
EcoFlow WAVE 3は、ただ車内を冷やすための道具ではありませんでした。
暑い夜でも、安心して眠るための選択肢。
そして、これまで避けてきた夏の車中泊へ踏み出すための、心強い相棒になりそうです。
EcoFlow WAVE 3の購入から、窓パネルDIY、試運転までの記録は、まとめ記事からご覧いただけます。
【EcoFlow WAVE 3導入記録まとめ】

それでは皆さんご安全に!


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