こんにちは!アラフィフおやじでございます。
このページでは、EcoFlow WAVE 3をコストコで購入してから、防災・車中泊・キャンプで使うために進めてきた記録をまとめています。
わが家では、すでにEcoFlowのポータブル電源を導入しています。
そこへ今回、ポータブルエアコンのEcoFlow WAVE 3を追加しました。
目的は大きく3つです。
夏の停電時に備える、防災用の暑さ対策。
エブリイDA64Vでの、夏の車中泊対策。
そして、キャンプや車中泊キャンプでの快適性アップです。
ただ、ポータブルエアコンは買って車内へ置けば、そのまま快適に使えるものではありません。
排熱をどうやって車外へ出すのか。
結露水をどう処理するのか。
ポータブル電源で、どのくらい運転できるのか。
本体を車内のどこへ置くのか。
運転音は、寝るときに気にならないのか。
分からないことがたくさんありました。
そこで、まずは取扱説明書を確認し、自宅のリビングで試運転。
その後、エブリイの助手席窓へ取り付ける吸排気パネルを自作し、ダクトの隙間対策や5Lの排水タンクも準備しました。
さらに、エブリイ車内で約2時間30分のMAX運転を行い、実際の車中泊キャンプでも朝まで使用しています。
リビングで始まった「秘密基地の実験」は、ようやくキャンプ場での実践投入までたどり着きました。
この記事では、EcoFlow WAVE 3の購入から窓パネルDIY、車内試運転、初夏の車中泊で一晩使った結果までを、全10記事に分けて紹介します。
先に結論|EcoFlow WAVE 3はエブリイ車中泊で使えたのか
先に結論からお伝えすると、今回試した条件では、EcoFlow WAVE 3を使ってエブリイの車内を冷やし、朝まで快適に眠ることができました。
また、日中に行った約2時間30分のMAX運転では、車外温度が27.2℃から29.2℃へ上昇する中、車内中央の温度は27.5℃から25.3℃へ低下。
運転終了時には、車外よりも車内の方が3.9℃低くなりました。
一方、4,096Whのポータブル電源は、100%から62%まで減少。
排水量は約330mlでした。
6月の車中泊キャンプでは、夕方の休憩運転と夜から翌朝までの連続運転を合わせ、約11時間17分使用しました。
スマホも同じポータブル電源から充電しましたが、翌朝のバッテリー残量は85%。
暑さで目を覚ますこともなく、朝まで快適に眠ることができました。
ただし、この日の夜間外気温は20℃前後です。
気温も湿度も高い7月や8月の熱帯夜を再現した条件ではありません。
今回のバッテリー消費や冷房効果を、そのまま真夏の車中泊へ当てはめることはできないため、今後も条件を変えながら確認していきます。
ここまでの主な検証結果
| 検証内容 | 主な条件 | 結果 |
|---|---|---|
| リビング試運転 | 冷房16℃・MAX運転・約30分 | 冷風を確認。排熱ダクトが熱を持ち、短時間でも結露水が発生 |
| エブリイ車内試運転 | 冷房16℃・MAX運転・約2時間30分 | 車内27.5℃から25.3℃、電源100%から62%、排水約330ml |
| 6月の車中泊キャンプ | 冷房26℃・エコ/寝るモード・約11時間17分 | 朝まで快適に就寝。スマホ充電込みで電源残量85% |
| 今後の検証 | 7月・8月の高温多湿な夜 | 冷房効果、消費電力、排水量、排熱ダクトの温度を確認予定 |
日中のMAX運転と、外気温が20℃前後だった初夏の夜間運転では、バッテリー消費や排熱ダクトの状態に大きな違いが出ました。
EcoFlow WAVE 3を何時間使えるかは、バッテリー容量だけで決まるわけではありません。
外気温、湿度、日射、車内温度、設定温度、運転モードなどによって、結果は大きく変わりそうです。
EcoFlow WAVE 3とは
EcoFlow WAVE 3は、持ち運びができるポータブルエアコンです。
家庭用の壁掛けエアコンのように、室内機と室外機が分かれているわけではありません。
1台の本体から冷風を出しながら、反対側では熱を排出します。
そのため、車中泊で使う場合は、冷たい風を出すだけでは十分ではありません。
排熱を確実に車外へ出すこと。
本体から出る結露水を処理すること。
吸気口を塞がないように設置すること。
そして、長時間運転できる電源を用意する必要があります。
今回、電源に使用しているのはEcoFlow DELTA 3 Max Plusです。
本体容量は2,048Wh。
さらに2,048Whのエクストラバッテリーを接続し、合計4,096Whで使用しています。
ポータブル電源を選んだ理由や、防災・車中泊を想定した容量の考え方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
【関連リンク:EcoFlow DELTA 3 Max Plusを選んだ理由】

EcoFlow WAVE 3シリーズ全10記事
ここからは、EcoFlow WAVE 3を購入してから、実際の車中泊キャンプで一晩使うまでの記事を順番に紹介します。
目的の記事を探しやすいように、
- 購入・基本確認編
- エブリイ車載準備編
- 車内検証・車中泊実践編
の3つに分けました。
購入・基本確認編
1本目:コストコでEcoFlow WAVE 3を購入
最初の記事では、コストコでEcoFlow WAVE 3を見つけ、約1か月悩んだ末に購入したときのことを書いています。
以前から夏の車中泊対策として気になっていたポータブルエアコン。
安い買い物ではありませんでしたが、防災、車中泊、キャンプの3つに使える可能性を考えて導入しました。
【1本目:コストコでEcoFlow WAVE 3を購入】

2本目:防災・車中泊・キャンプで導入した理由
2本目では、なぜEcoFlow WAVE 3を購入したのかを詳しくまとめています。
目的は、夏の車中泊を快適にすることだけではありません。
停電時の暑さ対策として防災に使い、普段はキャンプや車中泊で活用する。
防災用品として保管しておくだけではなく、日頃から使い方に慣れておくことも、導入理由のひとつです。
【2本目:防災・車中泊・キャンプで導入した理由】

3本目:開封して付属品とサイズ感を確認
3本目では、EcoFlow WAVE 3を開封し、本体の大きさや付属品を確認しました。
ポータブルエアコンとはいえ、本体にはそれなりの大きさと重さがあります。
車中泊で使うためには、本体を置く場所や、吸気・排熱ダクトの取り回しを事前に考えておく必要がありそうでした。
【3本目:開封して付属品とサイズ感を確認】

4本目:試運転前に取扱説明書を確認
4本目では、実際に動かす前に取扱説明書を確認しました。
高い買い物なので、こういうときだけ急に慎重になるおやじです(笑)
吸気口や排熱ダクトの取り付け、排水方法、設置方向、本体を移動したあとの扱いなど、車内で使う前に確認しておきたい内容をまとめています。
【4本目:試運転前に取扱説明書を確認】

5本目:リビングで初めての試運転
5本目では、EcoFlow WAVE 3を自宅のリビングで試運転しました。
目的は部屋全体を冷やすことではなく、冷風、排熱、消費電力、運転音、排水の確認です。
冷風はしっかり冷たくなりましたが、それ以上に驚いたのが排熱でした。
排熱ダクト自体も熱を持ち、約30分の運転でも結露水が発生。
車中泊で使うためには、排熱と排水の準備が欠かせないことを実感した試運転です。
【5本目:リビングでEcoFlow WAVE 3を試運転】

エブリイ車載準備編
6本目:窓パネルDIY前編|助手席窓の型取り
6本目からは、EcoFlow WAVE 3をエブリイDA64Vで使うためのDIYに入ります。
いきなり本番の材料を切るのは怖いため、まずはダンボールで助手席窓の型紙を作りました。
窓ガラスの上端やサンバイザーとの干渉を確認しながら、吸気・排熱ダクトの穴を開ける位置を決めています。
【6本目:窓パネルDIY前編】

7本目:窓パネルDIY後編|アルミ複合板を加工
7本目では、ダンボールの型紙をもとに、黒いアルミ複合板を加工しました。
ジグソーで外形を切り、吸気・排熱ダクト用の穴を2つ開けて、助手席窓へ仮装着。
黒いパネルと黒いダクトが窓まわりになじみ、思っていた以上に自然な仕上がりになりました。
ただし、ダクトと窓パネルの間には、最大で約8mmの隙間が残りました。
【7本目:窓パネルDIY後編】

8本目:ダクトの隙間対策と5L排水タンクを自作
8本目では、窓パネルとダクトの間に残っていた隙間を対策しました。
使用したのは、ホームセンターで見つけた黒い、はさみ込み式のクッション材です。
クッション材をダクト穴の上側へ取り付けることで、大きく開いていた隙間が目立たなくなりました。
アルミ複合板の切断面が、ダクトへ直接当たるのを防ぐ役割もあります。
さらに、フタ付きの5L透明容器を使って排水タンクを自作しました。
フタには排水ホース用の穴だけでなく、容器内の空気を逃がすための空気抜き穴も開けています。
これで、窓パネル、ダクト、隙間対策、排水ホース、排水タンクがそろい、車内試運転の準備が整いました。
【8本目:ダクトの隙間対策と5L排水タンクを自作】

車内検証・車中泊実践編
9本目:エブリイ車内で約2時間30分のMAX運転
9本目では、EcoFlow WAVE 3をエブリイ車内へ設置し、冷房16℃のMAX運転で約2時間30分試しました。
開始時は、車外27.2℃、車内中央27.5℃。
終了時には車外が29.2℃まで上昇した一方で、車内中央は25.3℃でした。
大人1人が車内に滞在した状態でも、終了時には車外より車内の方が3.9℃低くなっています。
4,096Whのポータブル電源は、100%から62%へ減少。
排水量は約330mlでした。
窓パネルやクッション材のズレはなく、排熱が車内へ戻ってくる感覚もありませんでした。
一方、車内ではMAX運転の送風音が大きく、時々ビビリ音も発生しています。
また、アプリで排水操作を行ったあとでも、本体内部やホースには少量の水が残ることが分かりました。
片付ける前に排水口の下へタオルや容器を用意し、本体を傾けて残留水まで出した方が安心です。
注意書きは、水をこぼしたあとではなく、こぼす前に読みましょう(笑)
【9本目:エブリイ車内で約2時間30分のMAX運転】

10本目:6月の車中泊キャンプで一晩使用
10本目では、EcoFlow WAVE 3をキャンプ場へ持ち込み、実際の車中泊で一晩使用しました。
夕方に約53分運転したあと、21時06分から翌朝7時30分まで、約10時間24分連続で運転。
合計運転時間は約11時間17分です。
夜は冷房26℃のエコモードを使用し、就寝時には「寝る」モードへ切り替えました。
スマホの充電も同じポータブル電源から行いましたが、翌朝のバッテリー残量は85%。
暑さで寝苦しくなったり、途中で目を覚ましたりすることはなく、朝まで快適に眠ることができました。
むしろ、朝方には少し肌寒さを感じたほどです。
ただし、この日の外気温は20℃前後まで下がっています。
真夏の熱帯夜を再現した条件ではないため、このバッテリー消費や冷房効果を、そのまま7月や8月へ当てはめることはできません。
【10本目:6月の車中泊キャンプで一晩使用】

実際に使って分かったこと
排熱処理ができればエブリイ車内を冷やせた
日中の車内試運転では、車外温度が上昇する中でも、車内中央の温度を25℃前後に維持できました。
ポータブルエアコンは、冷風を出す一方で熱も発生します。
冷風の強さだけではなく、発生した熱を車内へ戻さないことが重要です。
今回作った助手席窓用パネルと2本のダクトでは、運転中に排熱が車内へ戻ってくる感覚はありませんでした。
完全密閉ではありませんが、今回試した条件では、窓パネルとクッション材が十分に役目を果たしてくれたようです。
排熱ダクトの温度は使用条件で変わる
リビング試運転や日中のMAX運転では、排熱ダクトにも熱を感じました。
一方、夜間外気温が20℃前後だった車中泊キャンプでは、排熱ダクトはほとんど熱くなっていません。
同じEcoFlow WAVE 3でも、外気温、車内温度、設定温度、運転モードによって、冷房負荷が大きく変わります。
排熱ダクトが熱くならなかったからといって、真夏も同じとは限りません。
排水ホースと排水タンクは用意した方が安心
リビングでは約30分、エブリイ車内では約2時間30分の運転でも結露水が出ました。
車内試運転の排水量は約330mlだったため、5L容器にはかなり余裕があります。
ただし、排水量は気温、湿度、運転時間、運転モードによって変わります。
特に気温と湿度が高い真夏は、今回よりも多くの水が出る可能性があります。
また、アプリで排水操作を終えたあとでも、本体内部には少量の水が残る場合があります。
排水が完了した表示だけで判断せず、本体を傾けて残留水まで出してから片付けた方が安心です。
バッテリー消費は条件によって大きく変わる
日中のMAX運転では、約2時間30分でバッテリー残量が100%から62%になりました。
一方、初夏の車中泊では、合計約11時間17分使用しても85%残っています。
この差を見ると、「4,096Whなら何時間使える」と単純に判断するのは難しそうです。
日中の試運転では、設定温度16℃のMAX運転で冷やし続けました。
車中泊キャンプでは、外気温が20℃前後まで下がり、設定温度は26℃。
強い冷房運転が必要ない時間も長かったと考えられます。
真夏の夜は、今回より消費電力が増える前提で考えておいた方がよさそうです。
MAX運転は音が大きいが「寝る」モードでは眠れた
MAX運転中は、狭い車内で強い送風音が聞こえます。
時々、ビビリ音が発生することもありました。
そのまま眠るには、音が気になる可能性があります。
一方、車中泊キャンプで使った「寝る」モードは、今回の私には睡眠を妨げるほどではありませんでした。
音の感じ方には個人差があるため、実際の車中泊前に一度、車内で確認しておくのがよさそうです。
冷やすだけでなく冷やしすぎにも注意
今回の車中泊では、朝方に少し肌寒さを感じました。
夏の車中泊というと、暑さへの対策ばかり考えてしまいます。
しかし、冷房を使用して眠る場合は、薄手でも体に掛けられるものを準備しておいた方が安心です。
外気温が下がる日は、タイマーを使って朝方に停止する方法も試してみたいと思います。
EcoFlow WAVE 3は本体を置くだけでは使えない
EcoFlow WAVE 3をエブリイで使うために、今回は次のものを準備しました。
- EcoFlow WAVE 3本体
- 4,096Whのポータブル電源
- 助手席窓用の吸排気パネル
- 吸気・排熱用のダクト2本
- ダクト穴の隙間を埋めるクッション材
- 排水ホース
- 5Lの排水タンク
- 車内への日射を抑えるサンシェード
- 本体を安定して置くための台
購入して電源を入れれば、すぐに快適な車中泊ができるわけではありません。
特に車内で使う場合は、排熱、排水、電源、設置場所を事前に考えておく必要があります。
一つずつ準備を進めたことで、実際のキャンプ場でも無理なく使える形になりました。
このシリーズはこんな人に向いています
このEcoFlow WAVE 3シリーズは、次のような人に向けた内容です。
- EcoFlow WAVE 3が気になっている人
- ポータブルエアコンを車中泊で使いたい人
- 夏の車中泊の暑さ対策を考えている人
- 防災用にポータブルエアコンを検討している人
- ポータブル電源の消費量が気になる人
- エブリイなどの軽バンで窓パネルを自作したい人
- 実際に一晩使った結果を知りたい人
良かったことだけではなく、MAX運転の音、排水で水をこぼしたこと、真夏ではまだ試せていないことも、そのまま記録しています。
車両、外気温、湿度、電源容量などによって結果は変わりますが、一つの実例として参考になれば幸いです。
今後確認していきたいこと
初夏の車中泊では、朝まで快適に使うことができました。
しかし、EcoFlow WAVE 3にとって本当に厳しい条件になるのは、気温も湿度も高い7月や8月です。
今後は、
- 夜間も気温が高い日の冷房効果
- 真夏のバッテリー消費量
- 高温多湿時の排水量
- 排熱ダクトの温度
- 冷やしすぎを防ぐ設定やタイマーの使い方
- 停電を想定した自宅での使用方法
なども確認していきたいと思います。
新しい検証記事を公開したときは、このまとめページにも結果を追記していきます。
まとめ|EcoFlow WAVE 3は使い方を作っていくギア
EcoFlow WAVE 3を購入してから、開封、取扱説明書の確認、リビング試運転、窓パネルDIY、排水対策、車内試運転と、一つずつ準備を進めてきました。
そして今回、実際の車中泊キャンプで朝まで使うところまでたどり着きました。
日中のMAX運転では、外気温が上昇する中でも、エブリイ車内の温度を25℃前後に維持。
初夏の夜には、スマホを充電しながら合計約11時間17分使用しても、4,096Whのポータブル電源が85%残りました。
暑さで目を覚ますこともなく、朝まで快適に眠ることができました。
一方で、この結果は夜間外気温が20℃前後まで下がる、比較的涼しい日のものです。
真夏でも同じように冷えるのか。
どのくらい電気を使うのか。
排水量はどこまで増えるのか。
EcoFlow WAVE 3の本当の実力を確認するのは、これからです。
それでも、暑さで眠れないかもしれない夏の車中泊に、
「冷房を使える」
という選択肢が増えたことは、大きな安心感につながりました。
EcoFlow WAVE 3は、買って車内へ置くだけのギアではありません。
車や使用環境に合わせて、排熱、排水、電源、設置方法を考えながら、自分なりの使い方を作っていくギアだと思います。
リビングで始まった秘密基地の実験。
窓パネルを作り、ダクトの隙間を塞ぎ、排水タンクを準備。
車内で約2時間30分の試運転を行い、ようやく実際の車中泊へたどり着きました。
これまで一つずつ準備してきたものが、キャンプ場でつながりました。
これからも実際に使って分かったことや、失敗したことを、このページへ追加していきます。
それでは皆さんご安全に!



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