こんにちは!アラフィフおやじでございます。
コストコで購入したポータブルエアコン「EcoFlow WAVE 3」。
これまで、リビングでの試運転や、エブリイの助手席窓へ取り付ける吸排気パネルのDIY、排水タンクやダクトまわりの隙間対策を進めてきました。
【関連リンク:EcoFlow WAVE 3リビング試運転編】
【関連リンク:EcoFlow WAVE 3窓パネルDIY前編】
【関連リンク:EcoFlow WAVE 3窓パネルDIY後編】
【関連リンク:排水タンク・排水ホース・ダクト隙間対策編】
そして今回は、いよいよEcoFlow WAVE 3をエブリイの車内で本格的に試運転してみます。
自作した窓パネルから吸気・排熱ダクトを車外へ出し、排水ホースは5Lの透明容器へ。
ポータブル電源は、EcoFlow DELTA 3 Max Plusと拡張バッテリーを合わせた4,096Wh構成です。
朝9時30分から昼12時まで、冷房16℃・最大モードで約2時間30分運転し、車内温度、バッテリー残量、排水、音、ダクトまわりの様子を確認しました。
果たして、エブリイの車内は本当に冷えるのでしょうか。
車中泊に近い状態で試運転する
今回の試運転は、自宅の駐車場で行いました。
ご近所さんから車内が丸見えになるのも少し気になるので、車中泊で使用しているサンシェードを装着しています。
日差しを抑える効果もあるため、何も対策していない車内を冷やすテストではありません。
実際の車中泊に近い装備状態で、EcoFlow WAVE 3がどの程度使えそうかを確認する試運転です。
今回の試運転条件
- 車両:スズキ エブリイ DA64V ハイルーフ
- 実施時間:9時30分~12時
- 運転時間:約2時間30分
- 運転モード:冷房・最大モード
- 設定温度:16℃
- ポータブル電源:EcoFlow DELTA 3 Max Plus+拡張バッテリー
- 合計容量:4,096Wh
- 開始時残量:100%
- サンシェード:装着
- エンジン:停止
- 試運転中:おやじ1人が車内に滞在
- 車外温度:運転席側の日陰で測定
- 車内温度:車内中央で測定

WAVE 3とポータブル電源を車内に設置
EcoFlow WAVE 3は、もともとポータブル電源用に助手席側に作った台の上へ設置しました。
吸気・排熱ダクトは助手席窓の自作パネルへ接続。
ポータブル電源と拡張バッテリーは、車内右側へ積み重ねて置いています。
中央には三脚を立て、車内外温度計を設置しました。

車外と車内中央の2か所で温度を測定
車外温度のセンサーは、運転席窓を少し開けて外へ出しました。
直射日光が当たらず、車体にも触れないように、ドアハンドルへ洗濯バサミで固定しています。
助手席側から排熱を出しているため、排熱ダクトの影響も受けにくい位置です。

車内温度は、車内中央に三脚を立てて測定しました。
冷風が直接当たる位置ではなく、車内空間全体がどの程度冷えるかを見るための配置です。

9時30分、MAX運転で試運転開始
開始時の温度は、
- 車外:27.2℃
- 車内中央:27.5℃
でした。
車内と車外は、ほぼ同じ温度からのスタートです。

EcoFlowアプリでは、設定温度を16℃にして最大モードを選択。
今回は遠慮なく、WAVE 3に全力で働いてもらいます。

ポータブル電源は、普段はバッテリー保護を考えて90%充電で止めています。
ただし今回は、長時間の試運転と消費量の確認を行うため、100%まで充電しました。

開始5分後、車内温度が少し上がる
試運転開始から5分後。
吹出口付近では、すでに涼しい風を感じます。
ところが、車内中央の温度は29.0℃まで上昇しました。

準備のため、熱く狭い車内で50代おじさんが動いていたことも影響しているのかもしれません。
まだ開始5分なので、この時点では慌てず、そのまま運転を続けます。
30分後、車内温度が下がり始める
10時、運転開始から30分後。
- 車外:26.9℃
- 車内中央:26.2℃
車内温度は、開始時の27.5℃から1.3℃下がりました。
開始5分後の29.0℃から見ると、2.8℃下がっています。

この時点でWAVE 3の消費電力はアプリ表示で509W。
ポータブル電源は94%残っていました。
1時間後、車内中央は24.8℃
10時31分。
運転開始から約1時間が経過しました。
- 車外:27.4℃
- 車内中央:24.8℃
車外より、車内の方が2.6℃低くなっています。

車内には、おやじがずっと滞在しています。
人の体温や呼気による湿気も加わる条件ですが、それでも車内中央は25℃を下回りました。
この頃になると、車内で座っていても暑さは感じません。
ただし、MAX運転なので送風音の存在感はかなりあります。
2時間30分の温度変化
今回記録した温度とバッテリー残量をまとめると、次のようになりました。
| 時刻 | 経過時間 | 車外温度 | 車内中央 | バッテリー残量 |
|---|---|---|---|---|
| 9:30 | 開始時 | 27.2℃ | 27.5℃ | 100% |
| 10:00 | 30分 | 26.9℃ | 26.2℃ | 94% |
| 10:31 | 約1時間 | 27.4℃ | 24.8℃ | 86% |
| 11:00 | 1時間30分 | 28.1℃ | 25.1℃ | 78% |
| 11:30 | 2時間 | 28.3℃ | 25.3℃ | 70% |
| 12:00 | 2時間30分 | 29.2℃ | 25.3℃ | 62% |
開始時から終了時までに、
- 車外温度は27.2℃から29.2℃へ2.0℃上昇
- 車内温度は27.5℃から25.3℃へ2.2℃低下
という結果になりました。
最終的には、車外より車内中央の方が3.9℃低い状態です。
車内温度が延々と下がり続けるわけではありませんでしたが、外気温が上昇していく中でも、車内中央を25℃前後に維持できました。

WAVE 3アプリと車内中央の温度には差がある
試運転終了時、WAVE 3アプリには、本体周辺の温度として20.9℃と表示されていました。
一方、車内中央の温度計は25.3℃です。

本体周辺と車内中央では測定位置が異なるため、温度差が出るのは自然だと思います。
今回の記事では、車内空間全体の変化を見るため、三脚に設置した温度計の数値を主な記録として扱います。
2時間30分でバッテリーは38%消費
試運転終了時のポータブル電源残量は62%。
拡張バッテリー側は64%でした。
開始時は100%だったので、約2時間30分の最大運転で38%を消費したことになります。

終了時の電源側出力は594W。
アプリ上の推定残り時間は3時間50分と表示されていました。
実際の消費電力や運転時間は、外気温、湿度、運転モード、設定温度などで変わります。
今回の条件では、2時間30分のMAX運転後も62%残っており、3時間程度の運転にも十分届きそうです。
ダクトからの排熱戻りは感じなかった
運転中に、ダクトと窓パネルのまわりも確認しました。
ダクト穴の上側には、隙間を埋めるためのクッション材を取り付けています。
2時間30分の運転後も、クッション材がズレたり外れたりする様子はありませんでした。
また、排熱が車内へ戻ってくる感覚もありません。


完全密閉ではありませんが、今回の試運転では十分に役目を果たしてくれたようです。
車外よりも車内の送風音が気になる
続いて、音も確認しました。
車外へ出ると、ダクトから排気音は聞こえます。
ただし、車から少し離れると、ほとんど気にならない程度でした。
MAX運転でこの程度なので、運転を抑えたモードなら、車外への音はさらに小さくなりそうです。
一方、車内では送風音がかなり大きく感じます。
狭い車内で吹出口との距離も近いため、強い風の音がよく聞こえます。
また、リビング試運転の時にも確認していた、ビビリ音が時々発生しました。
常に鳴っているわけではありませんが、特定の振動で本体のどこかが共振しているようです。
冷房性能には影響していませんが、車中泊で寝る時には、MAX運転のままだと音が気になるかもしれません。
実際の車中泊では、最初にMAXで車内を冷やし、その後エコモードや風量を下げて使う方法も試してみたいところです。
自動排水も正常に作動
運転開始から約1時間30分後、自動排水が作動しました。
それまでは排水タンクへ水が出てこなかったため、
「ホースは差し込むだけで良かったよな……」
と少し不安になりましたが、設定もホースの取り付けも問題なかったようです(笑)

試運転終了後は、アプリの「今すぐ排出」を使い、内部の水を排出しました。

排水した水を計量カップへ移してみると、約330mlありました。

今回は約330mlだったので、5L容器はかなり余裕があります。
ただし、排水量は気温、湿度、運転時間、運転モードによって変わります。
今回の結果だけで、一晩中確認不要とは判断しない方がよさそうです。
排水完了後も少量の水が残っていた
アプリに「排水しました」と表示されたので、内部の水はすべて抜けたと思いました。
そこで排水ホースを外してみると、排水口から少量の水が出てきます。
慌てて栓を閉めました。
その後、片付けるためにWAVE 3本体を動かすと、また残っていた水が出てきました。
どうやら、ポンプでの排水が完了しても、内部やホースには少量の水が残るようです。
あとからアプリの注意書きをよく読んでみると、
排水後も少量の水が残る場合があり、ホースと栓を外したうえで、排水口を低くして本体を傾け、残った水を出すよう案内されていました。
ちゃんと書いてあります。
急いでいたおやじが、読んでいなかっただけでした(笑)
次回からは、排水口の下にタオルや容器を用意し、本体をゆっくり傾けて残った水まで出してから片付けたいと思います。
注意書きは、水をこぼしたあとではなく、こぼす前に読みましょう。
まとめ|EcoFlow WAVE 3はエブリイ車内を冷やせたのか
今回、朝9時30分から昼12時まで、EcoFlow WAVE 3を最大モードで約2時間30分運転しました。
結果は、
- 車外温度:27.2℃から29.2℃へ上昇
- 車内温度:27.5℃から25.3℃へ低下
- 終了時は車外より車内が3.9℃低い
- バッテリー残量:100%から62%
- 排水量:約330ml
- 排熱が車内へ戻ってくる感覚はなし
- クッション材や窓パネルのズレなし
- 車外の排気音は少し離れると気にならない
- 車内ではMAX運転の送風音が大きい
- 時々ビビリ音が発生
という内容でした。
外気温が上昇していく中でも、大人1人が滞在した車内を25℃前後に維持できたため、今回の条件では冷房効果をしっかり確認できたと思います。
一方で、今回の最高外気温は29.2℃です。
真夏の炎天下や、日中に熱くなりきった車内では、さらに厳しい条件になります。
また、実際の車中泊では、MAX運転だけではなく、エコモードやおやすみモードを使った時の冷え方、音、バッテリー消費も確認したいところです。
それでも、自作した窓パネル、排水タンク、ダクトまわりの隙間対策を含め、エブリイ車内でEcoFlow WAVE 3を使うための形はかなり見えてきました。
次はいよいよ、実際の車中泊やキャンプで使ってみたいと思います。
最後に少し水はこぼしましたが、車中泊本番前に分かって良かったということにしておきましょう(笑)
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EcoFlow WAVE 3の購入から窓パネルDIYまでの流れは、こちらのまとめページからご覧いただけます。
【EcoFlow WAVE 3シリーズまとめ】
それでは皆さんご安全に!



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